カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨン

赤ワインの代表的品種

カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスのボルドー地方が原産の代表的な赤ワイン用の黒ぶどうです。
現在ではフランスに限らず世界各地で栽培されており、世界で最も栽培されている黒ぶどう品種となっています。世界作付け面積は336,705haで、2位のメルローは268,193haとなっています。(※2018年データ)

つきほし果樹のカベルネ・ソーヴィニヨンは、ぶどうの枝(新梢)を垂直に伸ばす垣根仕立てで栽培をしています。垣根栽培では株間(ぶどうの樹と樹の間隔)を狭めて密植させるのが一般的ですが、圃場の日照条件が良いこと、山形の夏の暑さや世界的な温暖化などの気象条件、養分や水分が十分に獲得でき、生産力も高められるだろうという予測的な判断から2.8m間隔で植栽をしています。

樹間が2.8mと長いため、長梢剪定(ギュイヨ)ではなく短梢剪定(コルドン)にしています。主枝の高さも80cmと少し高めにし、湿気をなるべくこもらせず健全なぶどうが育てられるように配慮しています。

極緩やかな北斜面の南北に延びる垣根の間を風が通り抜け、太陽の光をいっぱいに浴びたカベルネ・ソーヴィニヨンは2020年に初収穫をすることができました。

カベルネ・ソーヴィニヨンをワインに

2020年に初収穫をしたカベルネ・ソーヴィニヨンは、義父である「里見農園」園主:里見修 氏の栽培しているメルローと混醸し、オリジナルワインとなりました。当初、若さが前面に出ていたワインは1年ほどの熟成を経て見違えるほど美味しくなりました。

2021年シーズンは、前年以上のぶどうにするために作業の一つ一つを丁寧に、かつ適期に行うよう心掛けました。
その甲斐もあって収穫日となった2021年11月3日・文化の日まで、病気にもかからず裂果もない健全なぶどうでいてくれました。この年の収穫分から、つきほし果樹のカベルネ・ソーヴィニヨンは、宮城県川崎町のワイナリー「Fattoria AL FIORE」さんへ納入させていただく事になりました。

11月まで収穫を引っ張った経験が無かったので園主は内心ドキドキしていましたが、AL FIORE:目黒さんの「全然大丈夫ですよ」の言葉通り、自然酵母で醸されたカベルネ・ソーヴィニヨンは素晴らしいワインになってくれました。
収量が200kgほどしか無かった為、残念ながらAL FIOREさん名義で販売されることは無いワインですが、試飲された方の「美味しい」という言葉が心に強く残ったと同時に、次年度への意欲につながる良いシーズンとなりました。

AL FIOREさんの収穫と並行して、50kg弱のカベルネ・ソーヴィニヨンを別で収穫し、義父のメルローと混醸をしました。こちらは出来次第、オンラインストアでの販売を開始する予定です。

収穫が始まって3シーズン目の2022年、東北 山形 上山の一角で、どこまでカベルネ・ソーヴィニヨンを高めることができるのか、つきほし果樹は挑戦していきます。

つきほし果樹

山形県上山市のぶどう農家

つきほし果樹

〒999-3232 山形県上山市長清水1-19-49

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